通常リンクを押すと、リンクの存在するフレームのみに新しいページが表示されます。しかし、目次の場合は違うフレームに新しいページを開きたい時があります。こういう場合、フレームごとに名前を付けておくと、「左上のフレームで開く」と言うことが可能となります。
フレームタグに「name」という属性を付け加えると、そのフレームに名前を付けられます。
どのフレームで開くかはアンカーリングタグ(<a>)の「target」属性で決定します。たとえば、「no1」と名付けられたフレームで開く場合、
<a href="" target="no1"> 〜 </a>
と設定することで開けます。
目次などページ内のリンクをすべて別フレームで開く場合には<head>〜</head>間に<base target="no1">と設定すると、リンクはすべて「no1」というフレームで開きます。
target="_top"と設定すると、今閲覧しているウインドウのフレームが解除されてページを閲覧できます。target="_blank"と設定すると新しいウインドウにページを開きます。リンクのページではフレームが残らないように<base target="">にどちらかを指定すべきです。以下は2−12でつかったframe1.htmlの書き換えです。
<html> <head><title>左上のページ</title></head> <body bgcolor="blue"> 左上のページ(frame1.html) <a href="index.html">なし</a><br> <a href="index.html" target="f2">no1</a><br> <a href="index.html" target="_top">_top</a><br> <a href="index.html" target="_blank">_blank</a><br> </body></html>