ホームページでは他のページとの間を「ハイパーリンク」というものでお互い行き来させることが出来ます。そのためには「他のページがどこにあるか」ということを指定しないといけません。
たとえば、あなたが学番"0123456m"だとして、ホームページの内容がトップページである 「index.html」の他に「profile.html」を作ったとします。するとあなたのインターネット上のフォルダ 「http://www2.kobe-u.ac.jp/~0123456m/」(つまり神戸大の"0123456m"さんのフォルダという意味)の中には「index.html」と「profile.html」が設置されます。
この「index.html」から「profile.html」へ移動しようと思うと、「index.html」に「profile.htmlの住所」を書かないと移動できません。この住所の書き方には「相対パス」と呼ばれる移動方法と「絶対パス」と呼ばれる移動方法の二つの方法があります。
住所でいえば、「日本国兵庫県神戸市中央区神戸大学医学部システム医学研究会」と書く場合が絶対パスで、「大学内システム医学研究会」と書くのが相対パスです。具体的には以下のように書きます。
絶対パス
インターネット上では「神戸大の"0123456m"さんのフォルダの中にある「profile.html」 をみよ」、と指定します。 例: http://www2.kobe-u.ac.jp/~0123456m/profile.html
相対パス
「同じフォルダ内にある「profile.html」をみる」と指定する方法です。 例: profile.html
ホームページを作っているとページ数がどんどん増えていって一つのフォルダ内に20個以上のHTMLファイルが存在するようになったりします。一つのフォルダ内に多くののファイルが存在すると、どのファイルがどの内容かよくわからなくなるので、それを避けるためにHTMLファイルを整理してテーマごとに違うフォルダに入れることができます。
この場合同一フォルダ内にファイルが存在しないので、「ファイルの住所」を相対パスで記述するには特別 な書き方が必要となります。それを次の章で解説します。